フロアマップ


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屋内展示

常設展示室

先史時代から現代に至るまでの七飯町の歴史を歴史ブロックと
民具・生活ブロックに分け、約1,300点の資料によって概観できます。

 歴史ブロックでは、日本における洋式農業発祥の地と言われる所以や
明治期に近代農業技術の指導センターの役割を果たした七重官園の
あらましをジオラマや文書などで紹介しています。

 民具・生活ブロックでは、かやぶき屋根の民家が展示室中央に
復元され、その周りには暮らしの歳時記をテーマに往時の農作業の様子や
年中行事にそった節句の飾りなどが展示されます。

企画展示室

特定のテーマ展示を掲げて短期間で開催する場所です。
年5回程開催され、常設展示で果たせない特別な題材をより掘り下げた
内容で、当館以外で所蔵する資料なども含めて展示されるようになって
おります。


>企画展示内容はこちら





学習サービス室

文献・書籍などを備え、コピーサービス(有料)も行っています。自由に使える町民の研究室として、いつでも誰でもご利用できます。 >新刊・新着のご案内はこちら

※学習室利用に際してのおことわり
・令和3年4月より図書の一部を貸し出し可能にしました。詳しくは職員へおたずね下さい。
 (コピーサービスは事務室にてご相談下さい)
・学習サービス室での飲食は固くお断りいたします。
・指なめしての図書の閲覧、PC・ゲーム機・携帯電話・スマートフォンの充電は
  お断りいたします。

技工室

主に体験学習会や少人数で開催される講座・講演などに
使用されます。また、搬入された資料のクリーニングや補修を行ったり、
作業や実験を伴うグループ学習にも使用されます。












屋外展示

リンゴ・ブドウ見本園

七飯町が、日本における西洋りんご栽培発祥の地にちなみ、駐車場に
隣接して「ニュートンりんご」と「たむらりんご」を植栽しています。
春になると淡いピンク色の可憐な花が咲きます。

 また、その周囲を取り囲むようにR・ガルトネルが明治初期に持ち込んだ
西洋ブドウ「ブラックハンブルグ」が植えられています。
ブドウは明治期の写真にみられる様子を参考に、棚をつくらない方法で
栽培しています。りんごもブドウも秋にはたくさんの実がなります。



第一野草園

歴史館西側にある野草園です。

 R・ガルトネルが持ち込んだ西洋果樹にちなみカーレンツやグズベリー
などを植栽しているほか、七重官園時代に植栽されていた草花や、
ラベンダーやミントなどのハーブ類が植栽されています。







第二野草園

隣接する文化の森の入口付近にある野草園です。

 楮(コウゾ)といった製紙業に必要な樹木をはじめ、ヒトリシズカや
マイヅルソウ、ニリンソウといった野草などが植栽されています。

 また、歩道として敷設されている石畳は、明治時代に七重官園の
第二家畜房に引かれた水路に使用されていたものを再利用したものです。





第三野草園

2008年(平成20年)度に、当館が開館10周年を迎えることを記念し、
当館友の会がボランティアで歴史館裏手に造園した野草園です。

 面積は12㎡ほどで、三椏(ミツマタ)や、シャクナゲ
ジンチョウゲやダイモンジソウなどを植えています。

 また、姉妹都市の香川県三木町より送られた芍薬(シャクヤク)も
ここに植栽されています。


2012年10月 歴史館友の会の方々の手により拡張工事がされました。

レーキ

当館の入口横には、七飯町が日本における西洋農業発祥の地であること
にちなんで、酪農家が牛を飼育するために植えた牧草を刈り取った後、
乾燥させるのに使用する「レーキ」という農器具を展示しています。

 日本に普及した頃は馬などに引かせていましたが、後にトラクターの
後ろに取り付けて使用されました。






なし「七重」

当館の駐車場横には、なし「七重」が植樹されています。
「七重」は当時の七重村長、田村半吾が生み出した梨の品種で、
花粉交配によって洋梨プレコースと長十郎をかけ合わせた、 七飯町の果樹史を語る上でも重要な品種であり、町内で栽培していた西 賢治氏より平成24年春に譲り受け、ここに移植しました。