令和7年5月の新刊・新着図書のご案内
大人向けの本
- Peeps hakodate May 2025 vol,137(株式会社peeps hakodate)
- 白老町史〔平成版〕(白老町史編さん委員会)
- 岩波ブックレット№960 「環境を守る」とはどういうことか(尾関周二、環境思想・教育研究会)
- 今すぐできる小さな革命 プラスチック・フリー生活(シャンタル・プラモンドン、ジェイ・シンハ)
- 日本人が夢見た満州という幻影-中国東北部の建築遺構を訪ねて(船尾 修)
- ゴッホ 麦畑の秘密(吉屋 敬)
- 時を刻む湖 7万枚の地層に挑んだ科学者たち(中川 毅)
- 装丁物語(和田 誠)
- 「カバー、おかけしますか?」書皮 本屋さんのブックカバー集(出版ニュース社)
- 山と私たち-北海道自然保護読本-(社団法人 北海道自然保護協会)
こども向けの本
- 小学館の図鑑 ネオぽけっと 鉄道(本文:鈴木康彦)
おすすめの1冊
『岩波ブックレット№960 「環境を守る」とはどういうことか』

薄い冊子タイプでありながら、中身は実に濃い印象だ。 序論にもあるが、この本の目的は、読者に「環境思想」してみることを勧めている。 私たちをとりまく様々な環境問題を知り、その解決策や生き方、将来を考えようということらしい。 読んでいて特に興味を持ったのは、第4章「カブトムシから考える里山と物質循環」。なぜカブトムシは、 商品として売られることになったか、ということを、人間が里山を破壊し、自然の持続可能な物質循環に亀裂が入っていることの 象徴であると説明している。目からウロコな知識がつまっている1冊。