令和6年3月の新刊・新着図書のご案内
大人向けの本
- 源氏物語入門(高木和子)
- Peeps hakodate March 2024 vol,123 (株式会社peeps hakodate)
- 小・中・高の理科 おさらいノート(間地秀三)
- 北海の狩猟者(西村武重)
- 日台万華鏡(栖来ひかり)
- この国のかたちを見つめ直す(加藤陽子)
- エピタフ 幻の島 ユルリの光跡(岡田 敦)
- 寿司にまつわる言葉をイラストと豆知識でシャリッと読み解く すし語辞典(新庄綾子)
- 50歳からの読書案内(中央公論新社)
- 北海道現代史 資料編3(社会・文化・教育)(北海道総務部行政局文書課道史編さん室)
- 海岸ぐるり! 道南の地形と地質(前田寿嗣)
こども向けの本
- むげんことわざものがたり (大串ゆうじ)
- たべられるしょくぶつ(文:森屋 憲 絵:寺島龍一)
おすすめの1冊
『エピタフ 幻の島 ユルリの光跡』
薄靄に佇む馬の姿が殊更に美しい。北海道に長く住んでいても、この本に紹介される「ユルリ島」を知らなかった。 文化史的にも生物学的にも極めてユニークな島だと著者は言います。 現在は野鳥保護のために島の全域が実質的に立入禁止。かつて昆布漁で栄え、かかせない存在だった馬の存在。 そこで暮らす島民との生活を聞き書きし、まとめた記録は実に興味深いものです。 表紙の馬の目が語る島の歴史は静かに胸を打ちます。