令和4年11月の新刊・新着図書のご案内
大人向けの本
- 松浦武四郎が教えてくれた 新説・チリベツ物語 (清藤耿介)
- 歴史の本棚 (加藤陽子)
- 星三百六十五夜 秋・冬(野尻抱影)
- peeps hakodate November 2022 vol,108 (函館蔦屋書店株式会社)
- 幻の父を追って 早世の考古学者 中谷治宇二郎 物語 改訂版(法安桂子)
- 板極道 (棟方志功)
- 唐牛伝 敗者の戦後漂流 (佐野眞一)
- 看板建築図鑑 (宮下潤也)
こども向けの本
- たたかう恐竜たち 別巻 [恐竜]トリケラトプスの大ぼうけんめいろ (作・絵 黒川みつひろ)
- でんしゃでまなぶ4 でんしゃでまなぶ にほんのめいしょ (「旅と鉄道」編集部)
おすすめの1冊
『唐牛伝 敗者の戦後漂流』
読みながら心が奔走する。ザワザワと、時にモヤモヤと。そして思う。この時代の若者たちのバイタリティの凄さを。 この本は60年安保闘争で全学連委員長であった唐牛健太郎の47年の生涯を綿密に取材し、細大漏らさず書かれたドキュメンタリー。 国会突入デモで指揮をしていた唐牛は逮捕され、その後流転の人生が始まっていくが、彼の人生に関わった人たちは、 西部邁、田中清玄、吉本隆明など、そうそうたる人物ばかりで驚く。「人間 唐牛健太郎」の魅力に触れ、一人の男の闊達な 生き方とあの時代を深く考える1冊。