令和2年6月の新刊・新着図書のご案内

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職員のいちおし

『寝台特急「北斗星」』

 

昭和33年、特急「あさかぜ」(東京~博多間)が日本のブルートレインの最初です。高度経済成長と共にその需要は高まり、鉄道ファンの間で 人気を博しました。「北斗星」の誕生は、昭和63年3月。青函トンネルの開通に合わせて登場し、3往復が設定され、ディナーは初の予約制などその期待を窺うことができます。 札幌~上野間を車窓を眺めながら、時には食堂車でディナーなど時間をゆったりと使う旅は、いつの頃から飛行機や各地の新幹線開業、高速バスの拡充と共に 「速さと安さ」の利便性に押されていきます。本書では、開業時からの編成図、運賃、トレインマークの変遷など平成27年3月の廃止までの全史を知ることができます。