平成30年10月の新刊・新着図書のご案内
大人向けの本
- peeps hakodate October 2018 vol,59(函館蔦屋書店株式会社)
- 音とことばのふしぎな世界-メイド越えから英語の達人まで(岩波書店)
- 戦国大名と分国法(岩波書店)
- 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて(光文社)
- オオカミの護符(新潮社)
- 平凡社ライブラリー 34 山海経 中国古代の神話世界(平凡社)
- みんなが知りたいシリーズ① 海藻の疑問50(成山堂書店)
- ハトはなぜ首を振って歩くのか(岩波書店)
- 宇宙用語図鑑(マガジンハウス)
こども向けの本
- 角川まんが学習シリーズ日本の歴史別巻 よくわかる近現代史① 大正から激動の昭和へ ((株)KADOKAWA)
- 角川まんが学習シリーズ日本の歴史別巻 よくわかる近現代史② 戦中・戦後の日本((株)KADOKAWA)
- 角川まんが学習シリーズ日本の歴史別巻 よくわかる近現代史③ 現代日本と世界((株)KADOKAWA)
- サメのひみつ10(ブックマンハウス)
職員のいちおし
『平凡社ライブラリー34 山海経』
正直なところ、スラスラと読み進められる本ではない。短文が連なるが、海外書に良く見られるページを操る手が行きつ戻りつする印象だ。 本書は現存する中国最古の地理書とある。洛陽を中心に各地域の物産や風俗などの興味深い記録が並んでいる。中でもどこか愛敬を感じる妖怪の姿は懐かしささえ感じ、見ていて楽しい。 江戸時代の妖怪画家 鳥山石燕(とりやませきえん)や、水木しげるもこの書の影響を強く受けているそうだ。神話や地理が好きな方は、是非一読を。