初夏の宝石 2013.6.26
アカガネサルハムシ
木々を覆う葉色がだんだんと濃くなってくると、いよいよ
昆虫シーズン到来・・・。と思ってしまうのは私だけでしょうか?
仕事に追われて、本格的に採集に出かけることが出来なくても、
ちょっとした草花木果を探しよく目を凝らすと、小さいながらも美しいと
思える虫達に出会うことがあります。
特に、この時期楽しみにしているのが、写真の「アカガネサルハムシ」。
運が良ければ、1㎝にも満たないけれど、鮮やかな輝きを放つ
この虫達が、ノブドウなどの葉上で動き回る姿を観察できます。
一般的には珍しい虫ではないだろうけど、見つけるとちょっと得をした
気分になってしまうのは、私だけ??
個人的に大好きなフォルムと色味をもつ虫なので、当館周辺を散歩
していると、無意識に探してしまう・・・。
もし、この虫が3㎝以上のの大きさだったとしたら、もう少し有名な虫に
なったのかな?と思いつつ、それでも控えめな初夏の宝石たちが蠢く
自然があることに、なんとなく感謝。