白と黒の衝撃!   2009.3.5

パンダカラス?

東大沼を走っていた時のこと。
電線に止まっている数羽ほどのカラスに違和感を感じ、路肩に車を止めバックミラー越しに確認。「パンダ?みたいな・・・」と頭の中で、そのカラスのような鳥が何であるかを思い出していた。メリハリのある白黒のツートンカラー、少し小さな体・・・。そして理解した「コクマルガラスだ!!」その間およそ2秒の出来事。

あわてて、カメラを取り出し、撮影したのが上の写真である。
数年ほど前に「コクマルガラス」の名を知ってから、まともにその姿を撮影したことがなかったので、やや興奮気味に近づく。
 それにしても、おもしろい模様だな・・・パンダみたいだ!とつぶやきながら、シャッターを切る。その時、不意にコクマルガラスが「カハー・カハー」と鳴いた。私にはそのように聞こえたのだが、なんとなく声が裏返った感じがして、爆笑してしまった。姿だけでなく、鳴き声までおもしろいのか・・・。一気にコクマルガラスの大ファンになってしまった。

 今年は特に、冬にみられる野鳥の種類が少ないような気がしていたので、今回、彼に出会えてとてもラッキーだった。七飯町で、5種類のカラスを見ることができることは意外と知られていないのかもしれない。
ハシブトガラス、ハシボソガラス、ミヤマガラス、ホシガラス、そしてコクマルガラス・・・。ハシボソガラスとハシブトガラス以外は、そう頻繁に見ることはできないが、だからこそ、見れた時の驚きと喜びは大きいのかもしれない。

あなたの住んでいる周りでも、黒いカラスに混ざって、
このパンダガラス(コクマルガラス)が出没しているかも・・・。