平成30年度 テーマ展
「標本の博物誌」
15世紀ころから、ヨーロッパの貴族の間で、自然物と人工物の区別もなく、珍しいものを集めて部屋に陳列することが流行しました。そういった蒐集物であふれた部屋のことを、ドイツ語では「Wunderkammer(ヴンダーカンマー)」といい、しばしば「驚異の部屋」と訳されてきました。
のちに分類学や科学が台頭しはじめると、ただ集めるだけではなく、細かく分類されたり、標本が作成されるなどし、博物学が成立します。
今回の展示では、当館で所蔵する昆虫や植物、鉱物、骨、剥製など多分野にわたる標本を展示し、博物学へ関心を持って頂ければと思います。
- 【日 時】平成30年7月14日(土)~9月2日(日)
- 【場 所】七飯町歴史館 企画展示室
- 【時 間】9:00~17:00
- 【休 館 日】なし
- 【観 覧 料】無料
- 【後 援】道南ブロック博物館施設等連絡協議会
- ※お問い合わせは、七飯町歴史館(TEL 0138-66-2181)まで